2013-06-18 第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、外務大臣と同様、沖縄の戦跡については何度もお伺いをさせていただき、その都度、いかに熾烈な戦いがあったか、そして沖縄島民の皆さんが大変な惨禍の下にあったかということを身にしみて感じております。 今回、六月二十三日、慰霊の日ということで私も出席をしたいということで考えております。現在、参加をする方向で調整を進めさせていただいております。
○国務大臣(小野寺五典君) 私も、外務大臣と同様、沖縄の戦跡については何度もお伺いをさせていただき、その都度、いかに熾烈な戦いがあったか、そして沖縄島民の皆さんが大変な惨禍の下にあったかということを身にしみて感じております。 今回、六月二十三日、慰霊の日ということで私も出席をしたいということで考えております。現在、参加をする方向で調整を進めさせていただいております。
沖縄島民にとっては、飛行機が本当に足で、飛行機だけが足と言ってもいい。それを、沖縄の振興のためには、ぜひともこの飛行機運賃をいわゆる競争路線もどんどん入れながら安くすること、それをぜひ考えていただきたい。 それからもう一つだけ、ちょっと時間がなくなりましたが、ちなみに航空機燃料、これに税金をかけているのは日本とアメリカだけ。
沖縄島民にとって、島のみんなそうなんですが、いわゆる交通機関としては、その足として船か飛行機。ところが、沖縄にとっては、そのほとんどが飛行機に頼っているんじゃないか。例えば長崎県の場合に、対馬に至っては七割の人がすべて飛行機に頼っている、そういう状況ですから、九割以上はそうじゃないか、そう考えております。 その飛行機運賃が日本の場合、非常に高い。
実は、この委員会におきまして、サミットの開催問題で私が当時の野中担当大臣に対して、北海道からも立候補しているがやはり国民感情を考えたら沖縄でやっていただきたい、それが沖縄島民のいろんな戦後のわだかまりの少しでも解決になっていただきたいし、両首脳が沖縄から世界に対していろいろ発言してもらいたいものだという願いを語ったことがあるんですが、それが実現して成功裏に終わったことを私は非常に感謝とまた特別の感慨
したがいまして、私たちは、このハリアーパッドの必要性というものと、もう一つは地域住民、沖縄島民のいわゆる安全性を確保する、あるいは環境を保全するというような意味をも含めて、この問題はできるだけ円満な解決に持っていきたい、こう考えているわけでございますので御理解をいただきたい、こう思います。
確かにこの問題は、今在日米軍は計画を進めておりますけれども、島民の、いわゆる沖縄島民の考え方が非常に強い反対を示しておるものでございますから、したがいましてこれは今日までずっと延び延びになっているわけでございます、この計画は。
そこで、やはり沖縄開発は沖縄島民の所得水準を本土並みにしよう、特に農家の収入をいかにして引き上げるかということで開発計画が立てられておるのでございますから、その中の農政について、いま当面問題になっております、議論されております点でございますが、いま政府委員がいろいろ詳細に具体的な説明をしておりましたが、やはり沖縄開発計画の目的に沿うように、いかにして本土並みの所得水準に沖縄県民を引き上げていくかという
○北村政府委員 私ども伺っておる限りでございますが、戦争中沖縄から台湾に疎開していた沖縄島民が、終戦後の二十年十一月初めに船で沖縄に帰ろうとして、途中遭難された栄丸という船があることを存じております。
○西田国務大臣 私も実はあまり技術的なことはよくわかりませんので、はっきりしたお答えはできないのでありますけれども、でき得る限り沖縄島民の方々に文化が均てんするように、こういうことにつきましては全く同感でございまして、私も昨年、ちょうど返還で佐藤さんが向こうへ行っているときに沖縄へ行って、かなり各方面の方々と話し合ってきましたが、たくさん問題があるようでございます。
これは総理府になるかもしれませんが、沖縄の復帰問題、これについては沖縄島民のみならず、日本の全国民の熱望するところであり、佐藤総理大臣がおっしゃったように、国民的コンセンサス、合意がもうできておる。強い要望があることは申し上げるまでもない。
そうなってまいりますと、結局本土と沖縄との一体化、要するに経済の状態、福祉の状態、その他多くの問題につきましてきわめて恵まれておりません沖縄島民に対しまして、これは何としましても急速にひとつ本土と一体化をはかり、格差のないようにしていく必要があろうかと思うわけでございます。
それだけ沖縄島民の福祉向上ということを重点に置いておる、こう見ていい。その際に、これをそれだけの熱意を持ってやる以上は、しんから沖縄島民の方々に喜んでもらわなくちゃならぬと思うのであります。その際に、米軍などが先島に、たとえばいまの宮古島なりあるいは石垣島、それから沖縄本島なりに、その際に、まさか米軍のほうが使って悪いということにもならぬだろうと思うのですね、それだけの料金さえ払えば。
でありますから、ただいまの議論よりも、いま沖縄の復帰、沖縄島民の心から願い、またわれわれ一億の国民もそれを願っておる、もう他国の施政権下に置かないぞという、その立場に立って立ち上がっていま交渉しようというその政府の考え方、これを、私は政府だけでこういうような世紀の大事業を片づけるつもりはございません。各党ともほんとうに胸襟を開いてこの問題と取り組むべきじゃないか、かように思います。
一体アメリカはどの程度の生活水準を沖縄島民に与えようというつもりがあるのか。アメリカもたくさんの委任統治持っております。そこでもうアメリカはほとんど全部生活費のめんどうを見ておるわけです。一体どのくらいの生活水準を認めようとするのか。それがはっきりすれば、アメリカの援助額というものの限度というものもわかると思うんですね。その点をひとつ。
大学の先生の報告も調査していますから、そういうことはどういう方法で沖縄島民のほんとうの気持ち——核がついていても帰りたいのか、あんなこぶはごめんだ、どかして帰りたいのか。そこらの判断をどうしてつかもうとするのか。この三点、お伺いいたします。これで終わります。
その段階で大いに世論指導して、自分の政策を支持させるように沖縄島民をリードし、暗示を与え、引っぱっていくというような人為的な工作はなさらないのだと思うが、いかがですか。
また、沖縄島民が非常に祖国復帰に対して、ある意味においては対米感情が悪い、そういうことも相当これは濃厚なんです。非常に条件が悪いのですよ。
○政府委員(東郷文彦君) 沖縄における道路——米軍のお金によってつくっておる道路もたくさんございますが、その中でも、この西海岸を走っております国道一号のように、明らかに米軍専用でないものもございますし、また今回、先ほどお話しの事件の起こりましたところは、その一号線から入りまして施設——その道路の両側は米軍の宿舎のほうに向から普通の沖縄島民の、住民があまり使わないような道のところでございまして、米軍の
それから、ただいまのアルゼンチンの通商航海条約につきましては、沖縄島民に対しましてはあえて差別待遇をしたとか、そういうような意味でかかる規定を置いたのではないのでございまして、その点につきましてはいま事務的に御説明申し上げたような理由で、ひとつ御了解を願いたいと思います。
それから現地へ見学に参ります際にも、沖縄島民九十万の方々が日本国籍がありながら祖国復帰できないということで複雑なる感情を、持っていらっしゃると私は思います。そういう感情を尊重し、いたわりつつ対処する必要がある、これは総理もしばしばこの席で申し上げておることと思いますが、私もさよう心得ておる次第であります。
このことは、沖縄島民はもちろんのこと、また日本人といたしましても、たいへん残念なことであると思っております。したがいまして、一日もすみやかに祖国復帰、これを念願しておる、また熱願しておるというのが現状でございます。
「首相の真意はわからないが、本土への復帰を願う沖縄島民の希望を打ち砕くものだ。この発言の裏には沖縄を重要視する米国の圧力があったとしか考えられない。もし首相がそういうことで米国と妥協したとすれば断固戦う」、こう言っておる。その次に、一月三十一日にアメリカの外交委員会で、アメリカの前の駐日大使のライシャワー氏がこう言っていますね。
これは全く文字どおり沖縄島民の生活を根底から破壊し、死ねと言うことにひとしい。だからアメリカが強制執行をすれば島ぐるみの大闘争が展開されようとしておるやさきに、今度の裁判移送問題が起こったのです。移送問題は決して土地取り上げ問題とは無関係ではない。つまり高等弁務官布令には、先ほど申しましたように、指一本触れさせない断固とした威圧の態度を示すのでなければ、土地取り上げは強制することはできない。
これは沖縄島民、沖縄同胞のほんとうに一致した気持ちだと、かように思いますので、どういうことがあろうとも、この施政権の返還、祖国復帰、これが一日も早く実現するようにわれわれは最善の努力をしなければならない、かように強く感じておるところでありますし、また、その決意でございます。